介護士を目指して

介護スタッフの服装

介護スタッフの服装

介護スタッフの服装 介護スタッフの服装は、施設によってユニフォームがあるところとないところがあります。ユニフォームがある場合は、ポロシャツなどと動きやすいパンツスタイルということが多く、明るく清潔感のある色がよく選ばれています。
ユニフォームがあることで、周りの人に介護スタッフであることがすぐにわかるというメリットがあり、働く人にとってもその分の被服費はかからないという利点があります。私服の場合も完全に自由ということは少なく、ユニフォームの場合と同じくポロシャツとパンツなどと指定されたり、そうでなくても、動きやすさに優れた服装で、装飾が多かったりあまり派手でない清潔感があるものを選ぶように言われたりします。女性の場合はスカートはダメというところもあり、色などの指定があることもあります。仕事の中には汚れがつきやすい業務もあり、汗をかくこともあるので、洗濯が楽なものを選ぶことも必要です。また、私服の場合でもエプロンなどが支給されることが多くなっています。

介護スタッフが持っていると便利な道具

介護スタッフが持っていると便利な道具 介護スタッフは高齢や障害などのために自立した日常生活を送るのが困難な人たちをサポートするという、非常にタフな仕事です。そのため、現場では効率的にサービスを提供するとともに、自らの負担軽減にも役立つさまざまな道具が使われています。
介護スタッフの必需品とも言える道具が、マスク・手袋・エプロンの3点セットです。介護の現場では食事や排せつの手助けをする機会も多いので、衛生面には常に気を遣う必要があります。この3点を使えば自分の身体を清潔に保ち、要介護者に不快な思いをさせるのを避けたり、自らの感染リスクなどを防いだりできます。通常、手袋とマスクは使い捨てタイプを使用し、エプロンも頻繁に取り替えます。
自らを守るグッズとしては、他に腰を保護するベルトがよく使われます。介護の現場では要介護者の身体を支えるなど肉体に負荷のかかる仕事も多いため、腰痛になりがちです。このベルトを使えば、腰を痛めるリスクを軽減できます。
訪問介護の際に必要なのが、訪問用バッグです。上に述べたようなグッズをコンパクトに収納できるうえ、ショルダーバッグタイプのものが多いので、両手を空けておくことができます。